はちのじ

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IQ高め女子のちょっとニッチな雑記

Webデザイナー歴3年弱のわたしの、デザインへの向き合い方。

こんにちは、ハチヤユーカです。

2014年に大学を卒業してから、次の春で丸3年。
途中で一度転職はしたものの、一貫してWebデザイナーと3して働いてきました。

学びとることだらけの日々の中で考えた、わたしなりのデザインへの向き合い方をお話しします。

デザインなんて誰でもできる

しょっぱなから煽るような見出しで申し訳ないのですが、考えてみれば当然のことです。

たとえば、まったくの未経験からWebデザイナーとして就職を目指す場合であっても、選考のときにポートフォリオ(作品集)が必要になることが多いと思います。

プロになる前の段階で制作物をチェックされるということは、プロでなくてもある程度のデザインはできるということです。

 

では、何をもってプロと呼べるようになるのか。

わたしは「『クオリティが高い』デザインを、『早く』仕上げること」だと考えています。

『早く』はいいとして、何をもって『クオリティが高い』と言えるか……という問題提起をしたくなるところですが、本筋から遠く離れてしまいそうなので、そこは近いうちに別途記事にすることにします。

 

さて、素人さんでも時間をかければ『クオリティが高い』ものは作れますが、実務では納期もあるのでそうそう長く時間をかけていられません。

『早く』デザインを仕上げることもできますが、その場合はクオリティが犠牲になることでしょう。

はじめからこの2つを両立させることができる人は、おそらくまれです。

 

エラソーに語っているお前は両立できているのかよ、とツッコまれそうですが、正直に言ってまだまだできていません。

デザイナーというより、オペレーターに近い作業もたくさんやっています。

『早く』仕上げるために、長い時間をかける

その一方で、先輩や上司は、どうやってこの短時間で仕上げたの!?と驚くほどあざやかなデザインを生み出しています。

そんな先輩方と自分をおこがましくも比較して「自分はなんてダメなんだろう」と落ち込んでしまう日もありました。

 

ですが今は、そうやって落ち込んでいた自分に言ってやりたいのです。

先輩が高いクオリティのデザインを『短時間』で仕上げた背景には、実際は『長い時間』をかけて蓄積されてきた知見・知識があるのだと。

もちろんこれは目に見えるものではありませんし、何よりわたしの想像の域を出ない話ですが、大きく外れているということもないだろうという妙な自信もあります。

『クオリティが高い』デザインのために、アンテナを張っておく

アイデアのタネを入れておく引き出しがほとんど空っぽなのだから、何度開け閉めしたって良いアイデアが出てくるはずがない。

そう思うようになってからは、素敵だと感じるものごとを意識して自分の中に残すようにしました。

おかげで最近はPinterestが以前にも増して大活躍です。

jp.pinterest.com

Pinterestにピン(ブックマーク)できるのは画像や動画のみですが、ほかにもうつくしい音楽、示唆に富んだ本、印象的なお話……そういった心を動かされるものに出会ったら、忘れないうちに書き留めておくようにしています。

こちらにはGoogle Keepをよく使いますね。

前まではこうした覚え書きにEvernoteを使っていたのですが、Google Keepの方が手軽だと感じたので乗り換えました。

デザインに依存しないデザイナーになる

冒頭に書いたように、デザインなんて誰でもできるんです。

ゴルファーや雀士のようにプロテストなんてものもありませんから、極論、自分がプロと名乗ればなれてしまう世界です。
(実際そんな人はめったにいないでしょうけど……)

 

わたしは「絶対にWebデザイナーになるぞ!」と強い意思をもってWeb業界に入りましたが、同じように思い、業界に入ってきた人はごまんといるはずです。

その中で、周りのプロたちとどう差別化し、生き残っていくのか。

わたしは、必ずしもデザインで勝負する必要はないと考えています。

スキルの均一化を求められがちなサラリーマンデザイナーならなおさらです。

 

わたしのデザインスキル自体があまり高くありませんから、負け惜しみのように聞こえるかもしれません。

ですが、クライアントやエンドユーザーはどんな人か?何が好きなのか?どんなことを求めているのか?などと、誰よりも深く考えることは得意だと自負しています。

つまり、これがわたしの差別化ポイントです。

もちろん、ひとりで考えるだけでなく、クライアントのことをよくわかっている営業さんにこれらの点を聞いて情報収集したり、考えの軌道修正をすることもあります。

 

ものすごく抽象的なことを言うと、わたしのデザインは、そうして得た情報を水と養分にして、集めていたアイデアのタネを育てていくイメージです。

水や養分なしではタネは育ちませんから、自分の好みや個性だけが詰まったデザインはできません。

ですが、育っていくのはわたしが「いいな」と思って集めたタネ。

自身の好みや個性もちゃんと組み込まれているのです。

デザインにどう向き合っていくか

わたしは仕事中に「デザインすることが心の底から好きだ!」と思ったことははっきり言って一度もありません。

うつくしいデザインを見るのは好きですが、自分が作る側になると話は違います。

 

それでも今日まで続けられているのは、デザインすることばかりに固執せず、考えの深さを自身の強みだと自覚することができるようになったからです。

「納期までにいいデザインができない!」という悩みに固執して過ごしていたら、きっと今頃は「3年経つのにほとんど進歩しない……」とそれこそ深く思い悩んでしまっていたと思います。

 

デザインを生業にしている以上、制作物に一定のクオリティは必要ですが、それがすべてではありません。

一定のクオリティというハードルさえ越えてしまえば、あとはデザイン自体に捉われ続ける必要はない!

もちろん、デザインが優れている人はそのままそこを強みにするのも素晴らしいことです。

わたしはそこを強みにできませんでしたし、できるようになる道筋が見えなかったので考え方を変えた、ただそれだけの話です。

それでもこうして、Webデザイナーとしてご飯が食べられています。

 

だから、デザインに自信の持てないデザイナーさんや、デザイナーを目指す学生さんも、立ちはだかる不安の壁に負けないでほしいです。

壁を乗り越えるも、壊すも、迂回するも、あなたの自由なのだから。

 

PS. このブログのデザインはただいま鋭意制作中ですので、もう少ししたらお披露目します!